IIAB日本協会 ベスト・プラクティス・セミナー(福岡)
経営改善にICT活用は必須である。今回は「代理店ビジネスにおける経営課題とICT活用」と題し、次の会員三社にICT活用事例を発表してもらった:
「経営管理とICT活用」(トップウィン)
「コスト削減とICT活用」(ナビ・インシュアランス)
「営業力強化とICT活用」(ヒューマン・アソシエイツ)
まず、コーディネータの森川氏(トムソンネット)がセミナーに先立ち実施したICT活用のアンケート結果を発表しながら、現状と課題について述べた。トップウィンは、コンタクトセンター(集中保険事務)の必要性や『伝言ゲーム』による効率悪化について説明、『情報共有化システム』としてのSalesforceの利用について話した。ナビ・インシュアランスは、独自に開発したシステム(20年のノウハウを蓄積)を使い、継続契約のほとんどは電話とインターネットで処理しているとのこと。ヒューマン・アソシエイツは、如何にしてお客様にアピールできるかが最大の課題であるとして、各社商品の担保内容・約款・特約の比較をリストアップし、最適な保険を選ぶ点や、事故受付・管理を独自システム開発しサービスに万全を期すことを強調した。