第15回名古屋・第16回大阪ベスト・プラクティス・セミナー報告

 

テーマは「CSRの望ましい業務形態&テクノロジー」。主要講師に、日々顧客サービスに携わる甲南保険センターの上田伊奈子氏、増田有里子氏、ヒューマン&アソシエイツの須田由貴子氏を迎えた。30年以上前から米国のエージェンシー経営を参考にしてきた甲南保険で長年CSRを勤めている上田氏と増田氏、昨年沖縄にも支店を開設、益々意気盛んなヒューマン&アソシエイツのCSR第一号の須田氏が自社業務について語ってくれた。(詳細)上田氏と増田氏は、「望ましいCSRの業務形態」と題し、CSRの職務範囲、資格要件、事故対応、営業担当者とのコミュニケーションの大切さを説明した。続いてヒューマン&アソシエイツの須田氏が「CSR業務の課題」として、業務の効率化を挙げた。更に、会社および営業担当者がCSRに求めるレベルについて、CSRに十分な認識がない点を指摘した。今回のセミナーでは、経営者のみならず、多くのCSRに参加いただいた。講義の資料はIIABJウェブサイトの『会員リソース』を参照ください。

※森川氏のご指摘により、今後は「Customer Service Representative; CSR」を「顧客サービス責任者」と訳します。「Representative」は「担当者」より「責任者」の方が適切でしょう。