IIABJサンフランシスコ研修

 
写真提供:TMSN net

IABAリーダーシップ教育会議へ23名が参加した。場所はサンフランシスコの高台にあるフェアモント・ホテル。初日の21日はエージェンシー訪問。午前中はソイツ保険、午後はサーリスク・サービスを訪問した。前者は70人規模、後者は30人規模。両社とも、一人当たり手数料収入は1千700万円を超える。企業損害保険を主に取り扱い、顧客の要望によってリスクマネジメント・サービスを提供する。二日目はシリコンバレーのIT会社(アップル、インテル)を訪問。

農牧事業者の保険およびリスク管理専門士教育:カリフォルニア州のエージェント協会(IBAウェストが開発;農牧事業者のための保険とリスクマネジメント・サービスを組み合わせたプログラム;この「リスク管理専門士」を取得するのは、農牧事業者や、彼らにサービスを提供するエージェントやブローカー 従業員福利厚生プランの販売:企業を対象に団体医療保険、所得保障、年金などが販売されている。近年は団体生命保険の需要が高い。長期所得保障はニーズが減少したとのこと。

エージェンシーの経営:CPCUやARMなど、専門家としての称号取得コースの教材を開発、資格を管理しているアメリカ保険研究所のEVPS.J.ソートアウト氏による様々な教育コースの説明。特に、エージェント経営の総合的なコースである「Agency Operations and Sales Management」について詳細な説明を受ける。

テクノロジー活用の現状:IIABAテクノロジー委員であり、ツルーテル保険エージェンシーの社長でもあるアンジェリンから、米国エージェントのIT利用の現状(ハード、ソフト共)、課題、成功しているエージェントのIT活用事例など。

エージェンシー管理システム:システム開発会社のEbixよりエージェンシー管理システム『eGlobal』についての詳細な説明を受ける。これは見込み客管理、見積り算出、顧客管理、契約管理、経理、保険金支払い処理、財務管理報告書作成、などの機能を有する。